上部/下部消化管内視鏡検査 実施件数

内視鏡検査とは、先端に小型カメラまたはレンズを内蔵した太さ1cm程の管を口あるいは肛門より挿入し、食道、胃、十二指腸や大腸の内部を観察し、治療を行うものです。上部消化管とは食道・胃・十二指腸を指し、口または鼻から内視鏡を挿入し、これらの部位を一連の検査で観察します。「胃カメラ」と言われているものです。大腸内視鏡検査では、大腸と小腸の一部を観察するために肛門から内視鏡を挿入し、これらの部位に発生したポリープや癌、炎症などを診断します。組織の一部をとって調べたり(生検)、病変を内視鏡的に切除(ポリペクトミーや内視鏡的粘膜切除術など)することもできます1)。痛みなどの苦痛が少なく、的確な観察と診断、時に治療が行える内視鏡検査は、高度医療の指標と捉えることが出来ます。

当院では、上部消化管内視鏡の検査件数では2009年初めて8000件を超え、2011年は9000件を展望できるようになりました。下部消化管検査については、2011年検査件数は約7000件であり、過去最高の水準を記録し、開設以来の検査件数は5万件を超えました。2)

当院値の定義・算出方法

※参考値 なし

年次推移

当院値をどうみるか?

単純に1年365日で計算してみると、上部消化管内視鏡は1日平均25件、下部については1日平均20件を行っています。これは日本でもトップクラスの件数です。連日この検査数を安全に実施するためには、医師だけでなく、看護師や看護補助員・事務員等との連携や、チーム医療としても取り組みも重要な役割を果たしています。

“内視鏡医療の質の維持と、さらなる人員の充実・受け入れ態勢の整備”

当消化器センターは北部病院全体の中でも患者数が多いため、医療の質を保つためにスタッフは常に緊張感を維持して診療を行っています。治療困難例や重症例も多いため、今後さらなる人員の充実や、受け入れ態勢の整備を行い、質・量ともに充実した医療を維持することが更に重要であると考えています。

<参考文献>
  1. 1) 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会ホームページ 
    http://www.jges.net/simin/
  2. 2) 昭和大学横浜市北部病院消化器センター ホームページ
    http://www.showa-ddc.com/jp/institution/