医薬品・医療機器の臨床試験は、医薬品(医療機器)を患者さん個人に効率的かつ安全に利用できるかについて、適切な情報を得ることを可能にするものです。治験とは、国から医薬品としての承認を得るための情報を収集するための臨床試験のことです。現在、日本には3,000種類以上の医薬品がありますが、これらは全て患者さんにご協力いただいた治験の結果をもって国から承認されたものです。
医薬品は適応症(効能)と用法・用量(1日○○mg食後に服用、とか)が決められています。治験での結果は、多くても数千人の患者さんからの情報ですので、適応となる全ての患者さんに当てはめることは難しい面があります。
われわれ医療者は、より多くの患者さんに適切に医薬品を使用できる必要な情報を集めるために、患者さんと協働して臨床試験を行い医療技術(薬物療法、医療機器)の向上に努めています。また、多くの方々とのコミュニケーションを第一に、迅速かつ正確な情報を共有し、誠意をもった対応を行い、質の高い臨床試験の実施、さらには質の高い医療の提供に貢献していきたいと考えています。
昭和大学病院臨床試験支援センター
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