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マスコミなどでも報道されますように、昭和大学病院総合周産期母子医療センターは母体救命を目的とした搬送は必ず受け入れる病院に指定されています。
NICUが満床であることが母体搬送を受けられない大きな理由ということも明らかになっております。これらの点を踏まえて、私たちのNICUは平成21年度より病床数を増やしました。また、拡大することに伴い、ご家族が赤ちゃんと一緒に時間を共有できるセミプライベートな空間をNICUに作りました。NICUはともすると救命を中心とする殺伐とした場所と考えられがちですが、家族の一員となる赤ちゃんがご家族と一緒によい人生のスタートとなる場所でもあります。赤ちゃんに最先端の医療を提供することは当然のことであり、さらにご家族の皆様にも安心して赤ちゃんを育むことができる―そのような新生児医療を理想としております。
学術的な面でも、未熟な状態で産まれた赤ちゃんにおける栄養学をメインテーマとして、研究活動をおこなっております。大人になっても心身ともに健康な社会生活を営み、さらに次の世代へとつながっていくために、私たちはどのように周産期医療を展開してゆくべきか、常に先を見据えた医療を提供しております。
平成21年11月、昭和大学小児科主任教授板橋家頭夫は第54回未熟児新生児学会学術集会において、会頭として「こどもたちに無限の可能性を与える新生児医療を目指して」をメインテーマとして掲げました。
今度も日本の新生児医療の向上に貢献できるよう努力してまいります。 |
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神経グループでは、小児神経学、小児発達学、小児精神医学を総合的に診療しています。このため、患者さんは小児神経・筋疾患、小児精神疾患のあらゆる分野の患者さんが万遍なく来院されます。
最近では、近年どこの病院の小児神経の診療においても見られるように、当院でも発達障害の子どもたちが急激に増えています。これに対して乳幼児期からの近隣(品川区・港区・大田区など)の教育、福祉、保健行政との連携を取りながら、子育てよいう視点からも取り組んでいます。
重症心身障害に対しては、特に摂食・嚥下障害に古くから取り組んでおり、歯科の摂食嚥下リハビリテーション科と連携を持ちながら対応しています。
また、本院の特徴としては新生児医療を行っている関係もあり、旧来からみられるてんかん、脳性麻痺、発達遅滞、奇形症候群などは経験する機会が多いです。 |
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国民の3人に1人がアレルギー疾患にかかるといわれる現代。アレルギー疾患は日常生活を妨げたり、定期的な医療機関への受診を必要としたり色々と困ったことを生じます。私たちは、主にこどものアレルギー疾患を専門としたグループです。私たちはアレルギー疾患が重症にならないように、大人まで持ち越さないように、アレルギー疾患を持っていても持っていない子と同じ生活が送れるように心がけて、診療・研究・社会活動を行っています。
アレルギーグループのHPはこちら
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循環器グループは、先天性心疾患、心筋症や肺高血圧症といった後天性心疾患、川崎病、不整脈などの小児循環器疾患を扱うほか、重症患者の循環管理なども積極的に行っております。特に先天性心疾患に関しては、昭和大学横浜市北部病院と連携し、心臓カテーテルをはじめとした諸検査や、術前・術後管理を行っております。また、NICUにおいては未熟児動脈管開存症、新生児遷延性肺高
血圧症、先天性横隔膜ヘルニア、双胎間輸血症候群といった新生児期 の循環器疾患の管理にも参加し、新生児グループと協力して、それぞ れの専門性を生かした診療を実現しております。
当院は小児循環器専門医の修練施設としての認定も受けおり、小児循環器専門医を取得した医師を中心に後進の指導にも力を入れております。
当施設は、RAISE study(重症川崎病患者に対する免疫グロブリンと免疫グロブリン・プレドニゾロン初期併用投与のランダム化比較試験)に参加しています。
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SGAを含めた低身長症や成長ホルモン補充の必要な疾患、先天性および後天性の甲状腺機能異常、思春期早発症などの二次性徴の問題、先天性副腎過形成症などの副腎疾患、くる病などのCa代謝異常症、また近年増加している小児肥満症や小児メタボリックシンドローム、1型糖尿病、2型糖尿病、家族性高コレステロール血症などの高脂血症など、内分泌全般から生活習慣病まで幅広く診療を行っています。
また、学会や研究会での発表や厚労省研究班への協力など社会的な活動も積極的に行っています。 |
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ネフローゼ症候群・腎炎をはじめとする小児腎臓病、尿路感染症のほか、先天性水腎症・膀胱尿管逆流症などの泌尿器科的疾患についても本学の小児外科と協力して積極的に診療を行っています。また、学校検尿にも協力し、血尿や蛋白尿といった異常を指摘されたお子さんの診断・治療も行っています。
一方、研究活動にも積極的に取り組み、小児腎疾患におけるミゾリビンの体内動態に関する検討や尿路感染症に対する抗菌薬の有効性に関する検討など、その成果を国内外の学会や研究会などで発表しています。
腎疾患は多くの疾患や病態と関連しています。また、小児科診療においては、いうまでもなく、お子さんの成長にも配慮した全人的な診療が重要です。私たちのグループでは小児腎疾患に対する診療の専門性を認識しながら、小児総合臨床医として高い能力を持った医師になることを目指して日々励んでいます。
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感染症は抗菌薬が発達した現在でも小児科診療において中心的な疾患です。我々は、インフルエンザ菌・肺炎球菌の薬剤感受性に関する検討、細菌性髄膜炎や上部尿路感染症に対する抗菌薬の有効性に関する検討、インフルエンザワクチンの副反応に関する検討を行い、その成果を学会などで発表しています。また、ICD(Infection
Control Doctor)もおり、院内の感染対策活動にも積極的に参加しています。
免疫に関しては、他の専門グループと協力して川崎病の治療に関する検討や、自己免疫疾患におけるミゾリビンの薬物動態に関する検討などを行い、頻度の少ない疾患を有する患児も丹念に診療しています。
感染症や免疫異常で侵される臓器は一つとは限らず、常に全身管理を念頭において診療を行っています。また、感染・免疫の素養を培うことは優れた小児総合臨床医になるために重要だという信念を持って若い医師の教育にもあたっています。 |
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