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診療案内

顔面神経麻痺

顔面神経麻痺とは

顔面神経の麻痺によって顔貎が外見上に不対称になることです。表情の問題だけではなく、涙が常に流れ出る・角膜が乾燥して眼が痛い・口唇が閉じないため食事がうまくできないなどの症状も出現します。

原因

生まれつきの顔面神経麻痺(先天性)もありますが、多くはウィルスによるもの(Bellベル麻痺、Huntハント症候群)、脳内病変や脳腫瘍切除後、顔面頸部の腫瘍やその切除後、顔面の外傷後、髄膜炎・中耳炎・耳下腺炎などの感染によるものなどです。

症状

表情表出障害(笑う時などに左右不対称となる)、流涙(涙が常に頬側に流れ出る)、眼痛(角膜・結膜炎による眼の痛み)、眼瞼下垂(上瞼が下がる)、閉瞼不全(瞼が閉じない)、眉毛下垂(眉毛の外側が下がる)、鼻唇溝の消失(法令線が左右不対称となる)、口角下垂(口角が下がり、飲み物などが流れでる)、構音障害(発語が不明瞭)、咀嚼障害(食物が口腔内にたまったり、頬粘膜を噛む)などです。

治療方法

外傷によって切断された顔面神経は顕微鏡を使用し、早い時期に神経縫合を行う必要があります。しかし、創部の汚染やその他の理由で早期手術が出来ない場合は、二次的に行うこともあります。また顔面神経に欠損があれば、下腿部から腓腹神経を採取し移植することもあります。この場合、神経を採取しても障害は残しません。

生まれつきの麻痺、外傷後長時間経っている場合、腫瘍切除後などの顔面神経麻痺では、以下①~⑤の治療が選択されます。
これらは症状を認める部位と程度、患者さんの希望によって決められます。

①神経移植法
腫瘍を摘出する場合、顔面神経も切除しなければいけないことがあります。その場合、他の部位(下腿部、大腿部、耳介後方、頸部など)から神経を採取し移植します。
②神経交叉法・顔面交叉神経移植術
障害を受けた神経と健康な顔面神経を縫合することで、機能しなかった表情筋を回復させる方法です。この場合、手術によって健康な顔面神経が障害されることはありません。
また交叉法では健康な舌下神経を使うことがあり、再建後、飲・食・話の間でも無意識に表情をつくることが可能ですが、舌半分が委縮する傾向にあり、術前に患者さんと十分な話し合いを行い、症状によって慎重な手術選択が必要です。
③顔面皮膚形成術
軽度の顔面左右不対称は皮膚切除で改善が得られます。縫合線は皴のラインに一致し、時間とともに目立たなくなります。
④静的再建法
筋膜を採取し下垂した口角を吊りあげたり、瞼が閉じない閉瞼不全に対してゴールドプレートを上瞼の皮下に埋めたりします。
これらは表情筋を動かすための治療ではないため『静的』と言われます。
⑤動的再建法
側頭部皮下にある側頭筋や筋膜を移行し瞼や口角の動きを獲得する方法や、下顎に付着する咬筋を使い、口輪筋と似た動きをつくることもあります。
また腋の後方にある広背筋の一部に血管と神経を付けて採取し顔面に移植することで、表情を回復させる方法もあります。
この場合、腋の動きに障害は残しません。顔面で使用される神経は②と同じです。顔面以外の筋肉が使用され、動きのある表情を獲得するため『動的』と言われます。

入院の必要性

患者さんの希望を重視しますが、手術によっては顔面が腫れ、安静が必要です。良い治療結果を得るため、③の皮膚形成術以外は入院をお勧めします。
①②④では個人差がありますが5~7日で、⑤は血管を顕微鏡で吻合するため3~4週間の入院が必要です。また退院後は表情の獲得のため自宅でトレーニングが必要となります。

費用

基本的に全てが保険治療となります。ただし、ゴールドプレートの使用では自費診療となります。

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