昭和大学診療放射線専門学校 Showa University College Of Radiology

学校長挨拶
LastUpdate:2006.5.31】


『診療放射線技師を志す みなさんへ』

 人は古来、痛み、苦しみに対して大きな恐怖をいだいてきました。
医療はこの苦しみを取り除くためにさまざまに工夫され、19世紀後半から20世紀にかけ、素晴らしい飛躍をとげました。21世紀の現代医療は、想像をはるかに超える可能性を示唆しています。
1895年にエックス線が発見されて以来、人体を透視することに始まり、断層面でより深い変化を描出し、近年では、病変を立体的に再構築できるようになりました。今日の医療において放射線は必要不可欠なものになっています。また、静止画像だけではなく、動画としても再現することができるようになり、微少な病変、体の奥に潜んでいて写しだすことができなかった病変までも写しだすことができるようになりました。
アイソトープを用いた検査は、形の変化を表現するだけでなく、その臓器が持っている働きの変化とその程度の描出にまで拡大され、診断能力を高めています。痛みがあったり、心に不安をもつ人に、さらに苦痛を伴う検査ほど辛いものはありません。放射線を用いた検査の特質すべき点は、は苦しみや痛みを伴わずに検査ができる、素晴らしい技術です。
治療面では、特に悪性腫瘍に対する放射線治療が重要な役割を担っております。患者さんの体にほとんど苦痛を与えずに、腫瘍を消失させたり、縮少させることができるようになってきました。最近では腫瘍をピンポイントで治療する技術も開発されてきており、この分野の進歩もますます期待されています。
この様に、放射線医療は、現代医療には無くてはならない重要な分野です。従って診療放射線技師を選択するということは医療に大いに貢献することであると思います。
医療を受ける患者さんは、社会的地位や性別は問わず、また総ての年令の人が対象です。そのため、医療従事者には、より広い人間性、心の暖かみが求められます。
このため、本校では放射線学を学ぶことは勿論ですが、医療に携わる人間として社会に貢献できる人材の育成を目的としています。
臨床実習は、本校に隣接した昭和大学横浜市北部病院を中心に昭和大学の附属病院で主に行っています。中でも、北部病院の特徴はIT時代の最先端である電子カルテシステムで医療が行われている点です。
さらに、放射線部は全検査を画像情報システム(Picture Archiving Communication System、PACS)を導入し、従来のようなフィルム運用はせず、医用画像情報は総てコンピューター処理され電子カルテに直結できるシステムとなっています。このような、最先端のシステムを備えた病院での実習も行っています。
このように、本校では昭和大学の各学部等から専門講師により、専門技術のみならず人間教育も重視した教育を行っております。また、講義及び実習等は設備の整った素晴らしい教育環境で行っています。また、昭和大学は医、歯、薬、それに保健医療学部を併設した医系総合大学であり、多くのクラブが活発に活動しており、本校の生徒も積極的に参加しています。学生時代はより多くの友人ができる時期でもあります。広く活動し、広い視野を持つことは人生にとって大変重要なことです。
本校で学ぶことを誇りに思ってください。そして、充実した3年間を過ごしてください。期待しています。

昭和大学診療放射線専門学校長  田口 進 


住所: 〒224-8504  神奈川県横浜市都筑区荏田東4-10-5
電話: 045-949-7340
E-mail: radiology@shr.showa-u.ac.jp

昭和大学診療放射線専門学校 Showa University College Of Radiology