女性医師と女性医師をめざす方々へ
- ライフスタイルに合わせた仕事の選択ができます -
2005年末の統計では日本全国の病院・診療所で働いている女性医師は42,040人、全体の16.4%にあたるそうです。近年、女性の社会進出・貢献はめざましく、各医科系大学においても女子学生の数は年々増加しています。高齢化・少子化の現代、女性の視点からの医療・医学が重要になりつつあり、期待とともに女性医師数も増加していきます。しかし、妊娠・出産・育児といった女性特有のライフスタイルの変化は、一般に多くの女性医師に仕事継続のために大きな負担を強いているのが現状です。リハビリテーション医療分野ではそんなライフスタイルの変化にあわせ、第一線で無理なく仕事を続ける選択肢が多く用意されています。(女性にやさしい医局の実例 その1 その2 その3 その4 )
リハビリテーション医療で医師を必要としている現場は大きく分けて、以下の3つです。
(1) 急性期病院
ここでは急性期治療をする主治医からリハビリテーションのコンサルテーションを受けます。患者さんのもつリスクと身体状況の評価から、安全に早期離床を進め、次のステージに患者さんを導きます。幅広い知識と的確な判断が要求されますが、身体的な負担は少なく、当直業務もありません。オーケストラの指揮者のようにチーム医療の重責を担いますが、時間外労働に悩まされることはありません。
(2) 回復期病院
ここでは実際、患者さんの主治医となり、検査・治療を進めていきます。ベッドを受け持ちますから当然当直業務もあれば、時間外コールもあります。しかし受け持ち患者さんとじっくりお話をして、一緒に問題の解決策を探していくのは臨床医の醍醐味でもあります。
(3) 教育・研究分野
この分野での活躍現場は大学医学部以外に保健医療学部(理学療法学・作業療法学・看護学)、その他言語療法学・福祉学・義肢補装具学など広くから求められています。自分の学位取得は勿論、教育者として人材を育てていくことで明日の医療を切り開いていくことに貢献できます。やることの多い分野ですが、ゆったりと取り組める環境でもあります。
リハビリテーション医療では、女性医師が持てる能力を十分に発揮できるように、その時々のライフスタイルに合わせ(1) (2) (3) を選択しつつ、ペース配分ができます。育児があるから能力を出し惜しむ、そんな遠慮は必要ありません。活躍し続けていくためには、自ら研鑽を積み、努力が要求されるのは当然ですが、それぞれの現場で、いつも第一線で活躍できる仕事環境が用意されている分野なのです。






