教室の沿革
当教室は、1991(平成3)年、森義明教授により開設された「昭和大学病院リハビリテーション医学診療科」を前身としています。1928(昭和3)年開学の昭和大学の中では最も若い教室の一つです。
「リハビリテーション医学診療科」の誕生にはドラマがありました。権威と歴史のある教室が定員数を競い合う大学のなかに、まったくの新しい科を誕生させることは容易なことではありません。それは、リハビリテーション医学の重要性が十分に浸透した現代においても、我が国の大学にリハビリテーション医学教室が未だ希少であることからも明白です。
開設したのは森義明初代教授(当時整形外科学)ですが、始まりは、1989(平成元)年、まだ無き門をたたいた一人の研修医でした。本学に無いのなら他大学にその門戸を求めることができました。しかし、「昭和大学でリハビリテーション医学を勉強したい。」そこには強い意志がありました。翌年、まだ組織として存在しないリハビリ科に二人、翌々年さらに二人の研修医が集いました。身分の保証はありませんでしたが、「昭和大学にリハビリテーション医学の息吹を。」そこには夢がありました。1991(平成3)年、迷える研修医たちを診療科独立で救ったのが森教授であり、教育係を担ったのが水間正澄(現二代目教授、当時整形外科講師)でした。
「昭和大学のリハビリテーション」にこだわって生まれたリハビリテーション医学診療科は、2009(平成21)年、水間正澄教授により「リハビリテーション医学教室」として講座を開設いたしました。「生命・健康・生活(暮らし)を支える」医学として、ようやく第2歩を踏み出した「昭和大学のリハビリテーション」は、教室員全員で作り上げることをモットーに、さらなる発展へと夢が広がっています。






