Liggins研究所との二国間共同セミナーに参加

中野有也先生が世界的なDOHaD研究の拠点であるニュージーランドAuckland大学Liggins研究所との二国間共同セミナーに参加しました。

 この二国間共同セミナーには、日本学術振興会の二国間交流事業として計画され、日本側から東京医科歯科大学医歯総合研究科の小川佳宏教授を団長とした日本人研究者14名が参加しました。会場となったニュージーランドAuckland大学Liggins研究所は、DOHaD研究の世界的な拠点の一つです。このセミナーを通してお互いの研究成果を共有するだけではなく、研究者間の交流及び情報交換を行うことにより、将来的な研究ネットワークを構築することを目的としたものです。具体的には、二国間での共同研究の立案や若手研究者の留学などの視点からも多くのディスカッションがなされました。非常に有意義なセミナーであり、第5回DOHaD研究会学術集会ではLiggins研究所のFrank Bloomfield教授、Justin O’Sullivan教授両名に招待講演をご依頼するなど、二国間の関係は深化しつつあります。今後の両国のDOHaD研究発展に期待がもたれるところです。


2016年02月02日