昭和大学小児外科

Department of Pediatric Surgery 
Showa University Hospital

よくあるご質問

よくあるご質問

臍の緒が取れた後におへその部分がピンポン玉のように膨らむ状態を臍ヘルニアといいます。その際に空いている部分は2歳までに90%以上は治って膨らまなくなりますが皮膚が伸び切ってしまうと皮膚が飛び出した状態で治ってしまいます。圧迫療法は穴をふさぐ治療ではありませんが皮膚の伸展を予防できるため早めの受診をお勧めいたします。生後6月以降では効果が乏しくなります。

以前は包茎のお子さん委には手術をしていましたが外用薬で90%以上が治癒します。急ぐ必要はありませんが赤くはれたり、痛がる場合には受診してください。

予定手術の場合、手術前3週間、手術後3週間は予防接種を控えてください。
緊急手術の場合には関係ありません。

小児ではいわゆる脱腸のお子さんが20人に一人くらいの割合でいます。正式には鼠径ヘルニアという病名がついています。赤ちゃんのうちは自然に治るお子さんもいますので手術は急ぎませんが、陥頓といって腸がはまってしまった場合などのリスクも理解する必要がありますので受診して本当に鼠経ヘルニアであるかどうかを判断しましょう。

手術の予定は2週間前に締め切られますので、ご予定がある場合には早めに受診していただき入院期間などをご説明します。定期の手術では児童や学童のお子さんは夏休みや春休み、冬休みを希望されることが多いのでその時期に希望される場合には早めに受診いただき予約をお済ませください。

現在血管腫の内科的治療法として血管腫用の内服薬へマンジオールシロップがあります。当院では生後5-6か月を目途に副作用防止のため最初に4-5日間の入院をしていただき内服量を決定します。

日本のガイドラインでは2歳までとされていましたが、最近のデータではより早期に手術を行ったほうが将来的な機能がより高いことがわかり、当院では1歳前後の手術をお勧めしています。停留精巣と診断されていても遊走精巣・移動精巣といった手術が必要がない場合もあるので一度外来を受診してください。精巣が腹腔内にある場合には腹腔鏡を併用した手術を行います。

鼠径ヘルニアや陰嚢水腫の手術では退院翌日から幼稚園・保育園・学校は行けますが
体育や激しい運動は避けてください。通常1週間後に創部チェックの外来がありますのでその後の運動制限はその際にお話させていただきます。

待機手術を待機していて感冒様症状がある場合には、治ってからの手術をお勧めします。基本的には症状が治まって2週間経過すれば手術が可能ですが、疾患によって手術の緊急性が異なりますので外来主治医にお問い合わせください。

現在、新型コロナウイルス感染対策のため基本的には保護者の方の付き添い禁止と面会制限を行っていますが、2週間の検温・行動調査等一定の条件を満たし必要と判断される場合には付き添いも可能な場合があります。外来主治医にお問い合わせください。

医療費助成制度で東京都内の場合には小児に対し医療証がもらえるため医療費と保険証を提示すると窓口負担の全額、または一部補助されます。同じ東京都内でも医療助成費の内容や範囲が異なるため、お住いの地域の自治体にお問い合わせください。一般に医療費・薬剤費は補助されますが、健康診断、予防接種、薬の容器代、差額ベッド代、選定療養費は公的医療保険の対象にならないため補助がありません。

定期手術は月曜日・水曜日・金曜日に行っていますが、緊急手術・臨時手術に関しては曜日・祝祭日は関係なく行います。特定の土曜日に定期手術が入れられる日も設定されていますので外来医におたずねください。

昭和大学小児外科にて行っている手術方法の現状

臍を利用した新生児低侵襲手術


出生前診断された腸閉鎖症・肥厚性幽門狭窄症・腸回転異常症・卵巣嚢腫などの赤ちゃんの手術では臍を利用した低侵襲手術を行います。大きな卵巣嚢腫などでは臍からの傷から内容を吸引したのちに部分切除を行います。新生児期の腸管の手術ではこどもの腸管の固定が緩いことからおへそからの傷でほとんどの手術が行えますが疾患によっては傷を足す必要があります。

経肛門式pullthrough手術


当院ではヒルシュスプルング病の診断は注腸造影・直腸肛門反射試験・粘膜生検で診断をつけ、手術は腹腔鏡を併用した経肛門式pullthrough手術で行っています。お腹の手術はおへそと2か所の5㎜の創で手術を行います。

腹腔鏡下肛門形成術・仙骨会陰式肛門形成術


当院では直腸肛門奇形(鎖肛)の根治術は低位鎖肛では新生児時期に
高位鎖肛では人工肛門増設後体重6㎏になった時期に腹腔鏡下肛門形成術を行い、中間位・高位では瘻孔の有無・位置によって仙骨会陰式肛門形成術もしくは腹腔鏡下肛門形成術を施行しています。

鼠径法もしくは腹腔鏡下ヘルニア修復術


鼠径ヘルニアは小児外科では最も多い疾患のひとつです。腹腔鏡下ヘルニア修復術の利点は現在膨隆している側の治療のみならず、反対側に潜んでいるヘルニアを発見し治療できることです。しかし1歳以下の小さなお子さんでは大きな合併症も報告されていることからその児にあった術式を選択しています。生後6か月ころまでは自然治癒する症例もあり経過観察が可能ですが、腸管陥頓症例もこの時期に多いため外来を受診していただき診察が必要です。

腹腔鏡下虫垂切除術

 
当院では基本的に虫垂炎に対しては全例、腹腔鏡下虫垂切除術をおこなっています。
抗生剤で保存的療法で治療できる場合もありますが、合併症と全身状態を考慮して手術を緊急・臨時で行います。

腹腔鏡補助下精巣固定術+鼠径法


 停留精巣の中でも精巣が鼠径管内にみつけられない場合には腹腔鏡で確認して精巣固定術を行います。日本のガイドラインでは1-2歳とされていますが最近の報告ではより早期の手術が造性能を上昇させることが判明し当院での手術時期は1歳前後で施行しています。

右胸膜外アプローチによる食道食道吻合術


先天性食道閉鎖症の根治術は右胸膜外アプローチによる食道食道吻合術を行っています。胸膜外アプローチの利点は食道吻合に緊張がかかるためにつきにくい場合がありますがその際にも膿胸などの大きな合併症を起こしにくいことです。

(仙骨)会陰式重複肛門切除術


おしりの孔が2つある場合には2歳を目途に切除術を行います。放置すると感染や膿瘍形成の可能性があります。成人になってから見つかる例もあります。手術は会陰部から行いますので大きな傷は残りません。

肝門部空腸吻合術・肝管空腸吻合術 

胆道閉鎖症・胆道拡張症の肝門部空腸吻合・肝管空腸吻合術に関しては開腹手術で行っています。

胸腔鏡下根治術

 
嚢胞性肺疾患や肺分画症では5㎜の自動縫合器を用いて蛍光抗体法を併用したナビゲーション手術を行っています。新生児期には開胸手術で行います。その他、膿胸・難治性乳び胸の治療は新生児でも胸腔鏡でナビゲーション手術下に行います。

昭和大学病院小児外科 診察時間のご案内


 
午前 医局員  田山 佐藤 渡井   第1:佐藤・土岐彰(再)
第2:田山
午後     渡井 大澤 中山 第3:大澤・中山(再) 午後:渡井
第4:中山
第5:大澤

・2021年4月より第3土曜日午後枠(渡井)が新設されました。
・英語での受診を希望される方は佐藤准教授外来を御受診ください。
 (水曜日午前外来・第1週土曜日)
 
 
2021年10月より24MHz/33MHzの超音波の機械が小児外科外来に導入されました。現時点では本邦で最も高精細の画像診断が可能です。
 
・昭和大学病院は特定機能病院ですので原則紹介予約制となります。紹介状をかかりつけ医療機関にご依頼ください。紹介状をお持ちでない場合には選定療養費の支払いが必要となります。
 
・緊急手術等にて外来予定は代診・休診となることがございますので確認ください。
 
・時間外での緊急対応は救急外来にお問い合わせください。
 

休診日 日曜日・祝祭日・創立記念日(11/15)
2021年創立記念日 月曜日

 

 近隣の医療機関の先生は
医療連携室へご連絡ください。
tel 03-3784-8419