中野有也先生が第37回ハイリスクフォローアップ研究秋学術集会でシンポジストとして発表しました。
シンポジウム:極低出生体重児の学童期以降の予後
日時:2016年6月26日
テーマ:極低出生体重児の学童期以降の予後
発表テーマ:生活習慣病のリスク 中野 有也 先生(昭和大学小児科)
【発表要旨】
①生活習慣病、メタボリックシンドロームについて
②極低出生体重児における生活習慣病リスクについて
③極低出生体重児において生活習慣病リスクが生じるメカニズム(仮説)
④Early Aggressive Nutritionと生活習慣病リスクとの関係
以下に発表内容・スライドの一部(特に③~④について)をご紹介いたします。
スライド内容は公開用に一部修正しています。
(感想)生活習慣病やその他の疾病リスクも踏まえた長期的なフォローアップを行うことは、極低出生体重児にとって本当に大切なことです。しかし現在はそのシステムが確立しておらず、あまりそのようなことがされていなかったり、意識の高い一部の先生が手探りで取り組んでいるのが現状です。将来的にはそのようなフォローアップシステムの確立に向け、昭和大学DOHaD班が積極的に関わっていければよいなと思います。