- SGAとは
- SGAとは、small for gestational ageの略で在胎期間相当の体格よりかなり小さく生まれた新生児の状態をを指します。日本では出生体重および身長が、在胎期間ごとの出生時体格標準値と比較して、その両方が10パーセンタイル未満である状態と定義されています。SGA児は将来の低身長や生活習慣病発症のリスクが高いとされています。
- 主な診療内容
- 1. SGA児の成長についての相談
●SGAの判定(母子手帳などで出生時情報を確認する必要があります)
●SGA性低身長症の判定(母子手帳などにより成長の記録を確認する必要があります)
●SGA性低身長症に対する成長ホルモン治療開始前の評価(相談のうえ検査が必要です)
●SGA性低身長症に対する成長ホルモン治療
●SGAの成長とメタボリックシンドロームのリスクに関する相談
2. 早産・低出生体重児(SGA児を含む)の疾病リスクに関する相談(評価/介入)
●幼児期、就学前、思春期など各段階に応じて評価のための検査を受けることができます。
●肥満症や糖尿病、脂質代謝異常など介入が必要な状態があれば小児内分泌外来でフォロー
3. その他のSGA児や早産低出生体重児における疾病リスクに関する相談
- 診療時間
- 第1、第3土曜日 8:30~11:30 (要予約)
最寄駅:東急池上線または東急大井町線「旗の台」駅下車
- 担当医
- 中野有也
永原敬子
昭和大学DOHaD班
病気になりにくい体質獲得を目指して Developmental Origins of Health and Disease (DOHaD)
TEL.03-3785-8565
〒142-8666 東京都品川区旗の台1-5-8 昭和大学小児科医局