例年と同じように、今年も日本DOHaD学会「若手の会」が8月25日(金)に昭和大学内で開催されました。 3回目の会にあたる今年度の若手の会には、16名の若手研究者および臨床医が集まり、研究活動の紹介や日常で感じているDOHaDに関する疑問、今後の活動内容についての相談がなされました。参加者の中には学生や研修医の先生もいて、小規模な会の利点をいかして親密な交流や情報交換がなされました。昭和大学小児科からも中野有也先生、長谷部義幸先生、小林梢先生、渡邊佳孝先生、茂木桜先生と研修医の先生がこの会に参加しました。若手の会が終了した後には、昭和大学のある旗の台駅周辺のお店で懇親会が開かれ、楽しい時間を過ごすことができました。
今回の「若手の会」に先立って、今後の活動内容に関するアンケート調査がなされ、講演を聴きたい(勉強したい)分野、シンポジウムで取り上げてほしい(発表したい)分野などに関しての意見聴取がなされました。例えばエピゲノムについての基本的事項に関する講義など、ふだん臨床医にとっては難しいと感じるような内容について専門家を交えて一から学べる勉強会を企画してはどうかなどの意見がだされました。また、第6回日本DOHaD学会学術集会では、「若手の会」企画のシンポジウムが採用されていますが、来年以降も同様の機会を考えたり、海外との共同研究拠点形成事業における若手研究者の公募予定など、今後の「若手の会」の活動内容について話し合いが行われました。
中野有也先生は、日本DOHaD研究会「若手の会」の世話人の一人としても活動しています。特に臨床医の先生でこの分野に興味のある先生お声がけいただけませんか?「若手の会」の参加者は、原則的には日本DOHaD研究会の会員の先生ですが、ご希望があれば非会員の先生も参加頂けますのでご相談ください。この会を通して、DOHaDに興味をもってもらい、今後一緒に活動していければ大変うれしく思います。