昨年に引き続き、日本DOHaD研究会「若手の会」が7月22日(金)に昭和大学内で開催されました。
2回目の会にあたる今年度の若手の会には、20名を超える若手研究者が集まり、研究活動の紹介や今後の活動内容について相談がなされました。参加者の中には学生や研修医の先生もいて、小規模な会の利点をいかして親密な交流や情報交換がなされました。昭和大学小児科からも中野有也先生、豊田純也先生、研修医の先生の3名がこの会に参加しました。若手の会が終了した後には、昭和大学のある旗の台駅周辺のお店で懇親会が開かれ、楽しい時間を過ごすことができました。
DOHaD研究は関係する分野の幅が多岐にわたっており、基礎研究者から臨床医まで様々な人が関係しています。臨床医にとっては関係する基礎研究の知識が不足しており、かれらのDOHaDに関する発表が難しく感じることもあると思いますし、一方で基礎研究に従事する先生にとっては、基礎研究から得られた結果が意味する臨床的な意義が感じられにくいこともあるかもしれません。「若手の会」は基礎研究者から臨床家までいろいろな分野の人が集まり、しかも人数が少ない分距離も近く人的交流の場としても最適です。今後、この集まりを通して、多くの若手の研究者のつながりができていけばよいなと感じています。
中野有也先生は、日本DOHaD研究会「若手の会」の世話人の一人としても活動しています。特に臨床医の先生でこの分野に興味のある先生お声がけいただけませんか?「若手の会」の参加者は、原則的には日本DOHaD研究会の会員の先生ですが、observerとして参加頂ける場合もあるのでご相談ください。この会を通して、DOHaDに興味をもってもらい、今後一緒に活動していければ大変うれしく思います。