永原敬子先生が肥満症専門医に認定されました。
永原先生おめでとうございます。
昭和大学小児科は日本肥満学会が認定する「肥満症専門医」を取得するための認定研修施設です。当院では土橋一重先生を中心に、小児の肥満治療や脂質代謝異常の患者さんを対象に診療に取り組んでいます。
「小児で肥満?」と思う方ももしかしたらいるかもしれませんが、肥満の増加は今や世界的な問題となっています。世界保健機構(World Health Organization: WHO)の報告によれば、18歳以上の成人の39%が過体重であり、13%が肥満であるそうです。5歳未満の小児の中で過体重児が4200万人いることも報告されています。日本人は欧米人ほどは太りにくいのですが、比較的程度の軽い肥満でも糖尿病などは発症しやすいことも指摘されており注意が必要です。低出生体重児はいわゆる「やせ肥満」「やせメタボ」などの状態になりやすいことが示唆されており、肥満症治療の経験、肥満症専門医の資格はおおきなアドバンテージになります。興味のある方は昭和大学小児科で肥満症の治療を経験しませんか?
日本肥満学会のHPは下記をご覧ください。